アニメ平家物語第4話を視聴したので感想など書いていきます。
4話中のネタバレを含みますので、ご注意ください。
平家物語 第4話のストーリーあらすじ
前回の3話は平家討滅を密議する鹿ケ谷のものたちを処罰し、法皇にまで手を伸ばそうとする清盛を自分の首を賭してまで止める重盛というカットで終わっていました。
無文の沙汰
第4話のタイトルは「無文の沙汰」
無文=衣服などに紋様が無い無地のもの
徳子の懐妊
念願の御子を授かった徳子だが体調は思わしくありません。重盛がうなされている徳子の周囲を亡者を見る左目で見てみると、そこには西光をはじめとした清盛に処罰を受けた者たちの怨念がうごめいていました。
清盛の恩赦
徳子の不調の原因が怨念にあると知った重盛。父清盛に鬼界ヶ島へと流刑した者たちに恩赦を与えてはどうかと進言。流刑にあった者たちは恩赦を聞いて喜び涙を流しますが、赦免状に俊寛の名はなく一人取り残されることとなりました。
重盛が見た夢
重盛の目前には春日大明神と書かれた鳥居があり、そこにいた法師は太刀の先で頭を貫き高く掲げます。清盛入道の悪行が行き過ぎた為に春日大明神が首を召し取ったと言います。
もはや平家の運命は尽きた。悪夢から目覚めた重盛はひとり涙を流します。
無文の太刀
維盛を呼び出した重盛はひと振りの刀を託します。維盛が平家に伝わる名刀小烏ですか?と問うと重盛はこの太刀は葬儀の時に身に着ける無文の太刀で清盛入道の最期の時にはこれをと説明します。重盛は自身がもう長くないことを感じていました。
重盛の死と亡者を見る目
重盛の元へ駆けつけたびわは必死に重盛の名を呼びます。重盛は滅んでいく平家にびわを巻き込んでしまったことを謝ります。琵琶を弾いておくれと願い、びわに看取られ重盛は永い眠りにつきました。
暗闇の中に漂う青い光は亡き重盛と父の魂。亡者の念を感じられるようになったびわは重盛の左目を受け継いだようです。
平家物語 第4話の気になったシーン
青い光は亡者の魂?
白髪びわが演奏する空間ではいつも上の画像のような青い光が一緒に映っていました。
今まではびわの青い目と関係があるのかなと思っていましたが、4話のラストシーンではおそらく亡き者の魂を表現している感じだったので、青い光の正体は父や重盛、平家の亡き魂といった捉え方が出来るのかなと思いました。
4話に登場した花から
撫子(なでしこ)
花言葉は「無邪気、純愛」
資盛の純粋で無邪気な愛を表しています。
ハンカイソウ
「清々しい、わずかな愛」
地域と季節的にハンカイソウかと思えますが、花弁の数がちょっと控えめなような。
浜木綿(はまゆう)
「どこか遠くへ、汚れのない」
祈念の後の岩田川(現・富田川)で、維盛の下に来ていた紫の服が水にぬれて透けて見えた際に喪服のようで着替えをさせようとする場面がありましたが、重盛はこれを不要とします。
自身の命を縮めて欲しいという願いが叶ったとしてそうしたとも言われているようです。
夏椿
「愛らしさ、愛らしい人、はかない美しさ、哀愁」
重盛の死の淵で、びわの目から零れ落ちる涙と重ねて夏椿が落ちます。
沙羅双樹の花として夏椿がもちいられているようです。
蓮(はす)
「清らかな心、休養、神聖、救済」
びわが重盛へ聴かせた最後の音色と共に映されます。
桜の木
前回の白山事件で燃えてしまった重盛邸の桜の木でしたが、新たに緑の芽が出ていました。
重盛の願い
重盛、びわ、維盛の3人で祈念をします。この時に重盛は「清盛がこれ以上の栄華を求めるのを止め民たちや世の安らぎの為に尽くしてくれるように」それがかなわぬなら「自身の命を縮め来世での救済を求める」この2つの願いから後者の願いが成就したのか、維盛やびわが重盛の身体から灯籠の火のようなものがボウっと舞い消えるのを目撃しています。
清盛が開発していたという港
大輪田泊と呼ばれ現在でも和田岬という名前で残っている場所みたいです。
神戸ハーバーランドが近くにあります。
鬼界ヶ島の場所
俊寛らが流刑に合った鬼界ヶ島は鹿児島県の三島村硫黄島だと言われているそうで、自分を置いて去っていく船に手を伸ばす俊寛の像や島の人々が俊寛を哀れみ建てた俊寛堂というものもあるみたいです。
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